『クレイジーリッチ』(原題は『Crazy Rich Asians』)
を、観てきた。
1.アジア系だけのキャスト
全キャストがアジアン系の俳優陣ということが、
ハリウッドでは画期的だということ。
HPで、『クレイジーリッチ』を調べていると、
「ホワイトウォッシュ」
という言葉を見つけた。
この言葉が話題になったのは映画『ゴースト・イン・ザ・シェル』公開時。原作では日本人である草薙素子を白人のスカーレット・ヨハンソンが演じるということが「ホワイトウォッシュ」だとして問題になったのです。
「何が悪いの? スカヨハが素子を演じるとか最高じゃん」
「どこが人種差別なの?」
という意見もありましたが、結論から言うとこれは駄目です。また反論として、舞台版の『ハリー・ポッター』でハーマイオニー役を黒人のノーマ・ドゥメズウェニが演じたことをあげて「これは駄目なのか?」と言う意見もありましたが、これも返しとしてはよろしくありません。
原作者のJ・K・ローリングがハーマイオニーは白人と明言していない、と述べているからです。
人種を明言していないのに白人とみなすのはちょっと違うだろう、という話ですね。
ということで、アメリカ文化、ひいてはハリウッドの慣習では
白人が出ていない映画はありえない!
という意識があったようで。。
2.ハリウッドと中国資本
『MEG ザ・モンスター』は、米中共作で、
当然ながら、中国人俳優が出ている。
ハリウッドも巨大市場である中国を意識している。
『クレイジーリッチ』もその流れなのかな?
・「なぜ、シンガポールは規格外の金持ちがいるのか?」
→歴史的背景、地理的な要因など調べていく。