先日、勤務校でHUG体験会が開かれた。
地域の行政の方が協力して下さり、本校の生徒会が一緒に実施。
HUGとは災害時に避難所となった学校などで、起きる問題を想定し解決していくシミュレーションのこと。
例えば、
認知症を持つ夫と、その妻がいたら?
授乳中の母と赤ちゃんがいたら?
など、様々な立場の人がカードになっており、避難所のどこを何の目的で使用するかを話し合う。
全然こんなこと考えたことなかったけど、色々な事情がある人と同じ時、場を共有することは想像したことなかった。
その場にいた行政の方との話が印象的だった。
・行政の人は各避難にベタ付きできないから、避難所を運営するのは各地域の町会などの人たち。
・ただ町会は高齢化していて、若い人たちを取り込むことは課題。そのために防災などのイベントを開いて、若い世代に関心を持ってもらおうとしている。
・避難所運営のマニュアルがある。けど、実際に誰が運営?町会の方が高齢化していたら、若い世代の力が絶対に必要。ということは、避難所の運営などは他人事にするのではなく、当事者意識が必要。
・やっぱり避難所運営は大変。だから、初めから在宅避難を想定しておいて下さいと言うことは多い。
地理の授業なんかでは、
地震が起きたその瞬間、身を守るにはどうする?
は、時間をかけてやるけど、
発災後、どうやって生活する?
までは考えてなかった。ここも大事だよな。避難所なんか、運営側のことまで考えないし。
何でもそうだけど、
世の中のことは与えられたものと感じると文句を言える。ただ、自分も当事者だと意識があれば簡単に文句は言えない。
自助 共助 公助 でいう、共助なんだなと思った体験でした。
関係の方々には感謝。


