社会科ネタ倉庫

高校教師が地理・世界史での実践をゆる〜〜く更新

『捨て本』 ホリエモン

ーー好きなことをやり続けていくと、特に作ろうと努力しなくても、勝手に友達はできるのだーー

 

ーー苦しい時というのは、往々にして「プライドを捨てない」状態を、自ら選んでしまっている場合が多いのだ。

プライドを大事にしていいことは、これっぽちもない。プライドでトラブルを解決した人は、皆無と言える。むしろ解決策があったのに、捨てられないプライドのせいで、転落から復活できなかった人の方が、数え切れないほどだ。

プライドは所有欲と同じくらい、人生で最初に捨てていいものだーー

 

ーー「フレームを言う」とは、つまり「本音で生きる」ということだ。

よく言えば空気読みにたけた、気配り上手な性格とも言えるが…

気配りなんか、バッサリ捨てて、言いたい事を言っていい。

気配りや空気読みで、ストレスが軽減されるならいい。でもストレスの原因になってるなら、遠慮なく捨てていこう…何も困ったりはしない。ーー

 

 

ーー本音をぶつけるのは勇気がいるかもしれない。でも、ずーっと恐れているだけで、あなたの苦しみや悩みは消えるのだろうか?結果を恐れて何も行動せず、ただ苦しみが積み重なっていくだけの生活をこの先、何十年も変わらずに過ごしていく、その覚悟はあるのだろうか?ーー

 

ーー恐れを捨てるには本音で生きるしかない。人間関係を気にして空気を読み続きることなどエネルギーの無駄だーー

 

ーーとにかく意見の衝突を避けて、それもわかりますと同意を示し仲間意識を共有したがるけど、後々に面倒臭いしがらみとか情に繋がりやすい。ーー

 

ーーお互いの価値観が異なることがわかるのは、思考の質を高める上で非常に大事だ。同意の真綿に包まれて気持ちいい時間を過ごしたいならキャバクラに行けばいいーー

 

ーー恐れを捨てて価値観の違いを受け入れよう。きっと今より何倍も仕事が楽しくなる。

意見が一致しないのと、相手が自分を嫌いなのは別ーー

 

ーー一緒にいて楽しくない人たちに好かれようと努力すると、自分を見失ってしまう。人生において、自分を捨ててはいけない。絶対にいけない。

誰かがあなたに着いてどう思おうが、それはなんの問題ではない。相手の側の問題だ。他人が誰を嫌おうと、何を考えようと、あなたの人生には関わりがないのだ。

「相手が自分をどう思っているのか」「どうしたら意見が合うのか」と悶々と考えることに人生の時間が奪われるなんて、あんまりにももったいない。ーー

 

 

ーー自己否定は辛い。辛いけれど、ある一定の否定は己に課していくこと。そうすることで、本当の自信が、強いアイデンティティが育つのだ。

まず、「他人のせいにする」クセを捨ててしまおう。

他人はなんの責任も取ってくれない。だから、どんな苦境も自分のせいにすべきだ。ーー

 

ーー起きることは全部が当たり。いくところは僕たちの意思やや願いでは、どうにもできない。流れに身を任せるということだ。

力を抜いて、流れに身を任せるだけでいい。そして目の前のことに、ただひたすら熱中すること。すると、人はいつの間にか、自分に合った仕事、人間関係、自分があるべき場所へと、たどり着けると思うーー

 

ホリエモンってこんなこと言うんだ。なんか意外だって思ったけど、なんかすごく分かる。

なるようにしかならないから、目の前のことをやっていく。できれば、楽しく。

 

 

ーーアウェイで必死で努力すれば必ず、新しい獲得がある。ビジネスのアイデアも生まれる。

多くの人は、安定した、傷つかない場所に居続けようと願うものだが、そんな場所は、どこにもない。

安全なところでも必ず、やがては時流や人の代理が関わり、様々なリスクが生じるだろう。 

これから生きてくのに大切なのは、アウェイにもまれて得た経験だーー

 

ーー失敗を承知で大胆に飛び込む、素人革命にこそ、自分の殻を破る機会が存在するのだ。殻を破らなければ自信なんかつくわけがない。

自己評価なんて捨てて、厚かましく、アウェイに飛び込もう!ーー

 

 

ーー当時の部下には申し訳ないが、怒鳴りまくったあと、逆に彼らのパフォーマンスが落ちてしまう様子を見て、僕なりに学習したのだと思う。

怒るような事態が起きた場合、怒りはさておき、まず反省すること。そして、次に活かす方法を考えねばならない。起こった分状況が変わるならいいけど、そんなことは決してない。

大事なのは「ハイ次」の精神だ。ーー