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高校教師が地理・世界史での実践をゆる〜〜く更新

昔は良かった?

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山田洋次監督が語る。

 

「いつのまにか、行儀良くしなきゃいけません、みたいになっちゃった。人に迷惑かけたっていい、というのは理屈として通らないわけだ。そりゃ、迷惑かけない方がいいに決まってんだけど、多少の迷惑は『まあしょうがないね』と言って許すという寛容さが消えている」

 

「大きな音で食べないでとか、前の席を蹴らないでとか、小学生じゃないんだから。うるさかったら『うるさい、静かに見ろ』って言えばいい。揉めたら仲裁する人が出てくる。それでいいはずなんだよ。人間関係って。それを全部お上の命令みたいに、決まりごとにしちゃう。映画館だけじゃなくて、いろいろな場所で言えるんじゃないかな」

 

 

そんだよね〜

 

学校現場においても、教員が先回りしてトラブルを起こさないように気を使う場面が多々ある。

 

それを、「面倒見いいですから!」って言ったりするけど違和感。

 

本当に面倒見がいいのなら、トラブルを未然に防ぐんじゃなくてトラブル起きて そこから何を学ぶかをサポートすることなのでは??

 

もっと言えば、大人が子供の人間関係に介入することはないわけで。

 

逆に、もっと揉めて、もっとケンカしちゃえばいいよって思う、そんなことを山田監督から感じる。