インドの宗教について学んでいるとこだが、カーストがいまだによく分からない。
カーストについてYouTubeでいろいろ検索していると面白い動画をいくつか発見!
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「ヴァルナ」とか「ジャーティ」は最初は移動可能な制度で、そこに今ほどの貴賤の差はなかった。
しかし、ムガル帝国(1526~1858)やイギリス統治の時に、
「上下関係のある社会システム=カースト制」を政治利用されて差別が助長されることになったという。
あと、「ビジネスの世界でカーストを語るのはタブー」だそうだ。
そもそも、3000以上あると言われるジャーティ(世襲制の職業集団)は3000年前から続いている。「IT関連の仕事」だって「金融業」、はたまた「ファストフードの店員」なんて存在しないわけだ。
だから、出自としてのジャーティがイコール職業につながるとは限らない現代。
だから、ヴァルナとかジャーティの話をするのはやめようってなってる。
だけど、同じカースト、ジャーティ同士で結婚するっていう習慣はまだ残っているという。
カースト最下層の「火葬や洗濯を生業として生きる人たちへのインタビュー」の動画
印象に残ったのは、
親の職業しか継げないことについてどう思いますか? という問いに対し、
「親が一生懸命働いているのを見て、自分もその手助けがしたい」
「一緒に働いて頑張って美味しい食事食べたい」
カースト制度については?
80年代より前はカーストで仕事は決まっていた。
結婚相手なんかは割と同じカーストで選ぶこともまだあるけど。
でも、今は変わった。数百人の政府の仕事を募集するときに、このカーストから何%とかって決めている。